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杉附P夫歌集
『パン屋のパンセ』

90歳。
透明なユーモアと
かなしみと、
不変の
みずみずしさ──
『食卓の音楽』から二十余年、
待望の第2歌集。
栞=
井辻朱美「〈世界〉化力」
松村由利子「焼きたてのパンの香りのように」
穂村弘「胸という一まいの野を」
・ゆびというさびしきものをしまいおく
革手袋のなかの薄明
・卵立てと卵の息が合っている
しあわせってそんなものかも知れない
・大文字ではじまる童話みるように
飛行船きょうの空に浮かべり
・星空がとてもきれいで
ぼくたちの残り少ない時間のボンベ
・止まりたいところで止まるオルゴール
そんなさよなら言えたらいいのに
2010年4月28日初版発行
2010年6月24日2刷発行
2010年7月29日3刷発行
A5判並製カバー装138頁
かばんBOOKS
定価:本体2000円[税別]
装幀/真田幸治
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